ケイの保育日誌〜狂った常識をぶち壊す方法

保育士の労働環境を改善する為の発信場所です

コロナ対策CM第8篇について

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どうも皆さん、ケイです。
今回は、前回の記事とも絡んできますが、政府広報オンラインの新型コロナ対策CM第8篇についての記事です。




ご存知ない方もおられると思いますので、事の顛末をざっくりと…

  1. 医療従事者が子どもの保育を拒否されたとの事例が報告される
  2. 政府が報告を受け、全国に向けて保育士が医療従事者の子どもの預かりを拒否している、という旨の動画を公開。TVCMとして流れる
  3. SNS、ワイドショー、メディア等で保育士に対する非難殺到
  4. それを見た保育士等が政府に意見を送る
  5. 唐突に動画が消える

これを見ると、発端は保育士じゃない?と思う方が多数だと思います。
しかし、調べてみるとおかしな点がいくつも見つかりました。
それを今回まとめましたので、良かったらご覧下さい。


預かり拒否の事実確認について

看護倫理会、厚生労働省内務省、保育課、各自治体、メディアなど、関係各所に電話して確認しましたが、預かり拒否を受けた看護師や保育園に対して、一切事実確認をしていないとのことでした。
事実確認をしないまま、動画を作成、国民に公開しているのです。
メディアがやったのであれば、またマスコミが…となりますが、
国が、事実確認不十分な情報をもとに、特定の職種への偏見を生む動画を公開したのです。
とんでもないことだと思いませんか?

CM作成、公開段階での確認作業について

特定の職業への偏見を止めましょう、という内容のCMで、保育士への偏見を生んでいる、という本末転倒な事態。
素人目に見ても、この動画は偏見を生む事を予想できます。全国に流すCM、確実に複数のチェックが入ります。
しかし、政府の誰もが、それを見逃しています。
あまりにもおかしいと思いませんか?
ここで考えられる可能性は2つ

  1. 政府がこんな事を見逃す程の無能
  2. 自粛期間の不満を保育士に向ける為

2つ目は信じたくありませんが、最近の政府を見ていると…。

意見を受けてから公開までの速さ

コロナが全国的に流行りだしたのが1月中頃、それからすぐに看護師の子どもが預かり拒否があったとして…
事例報告(1月中頃)→作成開始(1月末)→公開(2/18)
この速さ、異常ではありませんか?
まるで、初めから動画を用意していたかのようです…。

保育士へのメディア報道について

人権擁護局や政府にも抗議しましたが、メディアの、保育士個人を特定できる報道に関しては、報道の自由の為、何もできない、との返答でした。
何の為の人権擁護局なんでしょうね?
政府のCMに関しても、特に実害が出てない為、対応できないとのこと。
実害とは?心を痛めるのは実害ではないそうです。

CM削除理由について

5月の頭(5/1~5/4?)から突然CMが見られなくなりました。政府広報オンラインの公式サイトからも削除されています。Twitterでは未だに見られるようですが…。
政府から一切説明はありませんでした。
問い合わせてみると、
掲載期間が終了したの一点張り。
他のCMは残っていますが?とたずねても、他のCMとは掲載期間が違うので、とあまりにも苦しい言い訳をされていました。



ちなみに、保育士協議会も保育士の待遇改善や給付金の支給要請を出しています。
しかし、今回出された特別給付金の対象は、医療、介護、障害福祉関係者のみでした。

政府には保育士を守る気は一切なく、むしろヘイトの身代わりしようとしているのかもしれません。

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